前回は、和歌山電鐵 貴志川線のおもちゃ電車についてご紹介しました。
今回は貴志川線かわいい電車シリーズ第3弾たま電車についてお伝えします。
(って、いつの間にシリーズ?)
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このたま電車、何年か前に猫の駅長で話題になった『たま』が関係しているんですよ。 🐈
さてさて、どんなドラマがあったんでしょうか?
目次
たま電車ってどんな電車?
和歌山電鐵 貴志川線を走る電車です。
デザイナーは、日本を代表する鉄道デザイナーの水戸岡鋭治さん。
リンクしてみるとびっくりしますよ。
正面のお顔は、おひげが立派で猫ちゃんそのもの。 🐈
外装には、有名な猫駅長の『たま』が走り回っていますよ。猫の足跡も!肉球! 🐾
車内はどうでしょうか? ニャン!これまた猫づくし!
『たま』柄の長椅子のシート。『たま』形シルエットの背もたれ、ベンチは猫脚。
猫好きにはもう、たまりませんね! 🐈
たま電車のコンセプト
・人の五感にやさしく、自然に還る木を可能なかぎり使ったエコロジカルな空間
・素材・色・形に「たま」の姿をイマジネーションゆたかに展開した、いまだかつてない”ネコロジカル”なデザイン(中略)
・「101匹たまちゃん」キャラクター満載で外観も車内もアミューズメントパーク気分
引用元:www.wakayama-dentetsu.co.jp
そうそう、車内床にも猫の足跡、壁紙も猫でした。ブラインドも猫でした!
ここまで徹底してたら、気持ち良いっ!! \(^o^)/
水戸岡鋭治さん恐るべし 💖
そしてこれにゴーサインを出した和歌山電鐵の皆さんにも敬意を表します。(^O^)
なぜたま電車なのか?
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おっといけない、電車ばかりに心奪われててはいけませんね。 🙅
そもそもなぜたま電車なのかな?
貴志川線の終着駅は喜志駅です。そこの初代駅長がたま。
2003年赤字のため廃線を表明していた南海電鉄から、
経営を引き継ぐことになった和歌山電鐵。
2006年4月1日開業記念式典を終えた後に、
かつて猫小屋があった敷地から立ち退きを迫られていた飼い主(喜志駅の売店、小山商店)が、
小嶋社長に猫たちを駅に住まわせてもらえないかお願いをしたそうです。
以前から駅の利用客にたまは親しまれていましたし、
小嶋社長がたまと目が合った瞬間に、たまの駅長姿が目に浮かび、
「招き猫」になって欲しいと願いを込めて駅長に任命したそうです。
経営引き継ぎ後、合理化のために喜志駅を無人化したためというのも一つあります。
出典:kir406712.kir.jp (初代駅長のたま)
猫駅長の主要業務は「客招き」、終身雇用。
報酬は年俸制で、キャットフード1年分だったそうです。 ニャンともかわいい!
たまの登場のお陰で猫ブームがおこり、
ネコノミクス※という新造語も生まれたらしいですよ。(※日本での平成期に入って
からの猫ブーム)
2007年たま駅長就任以来、和歌山県への経済効果は11億円とする学者もいて、
たまは名実ともに招き猫になったんですね。
そこに存在するだけで、癒しとなり光となっていたんだと思います。
しかし2015年鼻炎の入院から復帰叶わず、たまは亡くなってしまいました。
和歌山電鐵主催の社葬が喜志駅構内で営まれ、
国内はもとより、海外メディアにも報じられたそうです。
地域に、社会に貢献したたま。安らかに眠って欲しいと思います。
現在は2代目の『ニタマ』が「たまⅡ世駅長」となって活躍しています。
そのたま駅長をモチーフにしたのがたま電車なんですね。🐈
※たま(猫の駅長)ウィキペディア(こちらを参考にさせていただきました)
まとめ

猫好きにはたまらない猫の電車『たま電車』。 🐈
廃線寸前だった貴志川線が存続可能となり、
無人駅となった喜志駅もたま駅長のお陰でにぎわっているそうです。
本当に良かった!
・おもちゃ電車についてはこちら☟をご覧ください。
今回で貴志川線のかわいい電車シリーズはおしまいです。👋
(やっぱりシリーズ確定のようです)
あなたもお子さんと一緒に和歌山へ、
貴志川線のかわいい電車に乗りに行ってみませんか? 🚃🚋🚃
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