ブラタモリ「トロリーバス」で黒部ダムへタモリさんが行く!

NHK総合で放送されている「ブラタモリ」、ご覧になったことはありますか?

2017年10月7日(土)の午後7時30分~8時15分の放送では、富山県の黒部ダムへ行かれた模様がオンエアされました。14日(土)にも黒部ダム第2弾がありますよ。

スタートは、長野県の大町市から「トロリーバス」乗ってダムを目指したんですね。

この「トロリーバス」、バスと名がついていますが、実は「鉄道の一種」だってこと、ご存知ですか?🚋

今回はその「トロリーバス」を深く掘り下げてみようと思います。お楽しみに!

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目次

「ブラタモリ」が楽しみなわけ

黒部ダム、晴れた日には迫力満点の放水に虹がかかって、本当に美しい眺めとなります。

 

「ブラタモリ」とは

NHK総合で放送されている「ブラタモリ」は、街歩きを趣味とされるタモリさんが、江戸・明治時代などの古地図を片手に、様々な場所を彼独自の視点で『歴史の痕跡を探る』という紀行番組です。🗺

歴史・地理・旅行の好きな方なら、特に楽しめますよね。👜

私達視聴者の、知的好奇心もくすぐってくれるはずですよ。

タモリさん独特の軽妙なおしゃべりと、毎回出演される専門家の詳しい解説、NHK近江友里恵アナウンサーとの楽しいやり取りも人気の一つとなった番組です。📺

 

2017年10月7日(土)の放送は?

「ブラタモリ」、『10月は「立山黒部アルペンルート」を制覇!』と言うことで、10月7日(土)午後7時30分~8時15分の放送では、富山県の黒部ダムへ行かれた様子がオンエアされました。

7日放送のタイトルは『黒部ダム~黒部ダムはなぜ秘境に作られた?~』です。

7年の歳月をかけて昭和38年に完成した黒部ダムは、今でも日本一の高さを誇る巨大なダムなんですね。

「世紀の難工事」と言れた黒部ダム建設の苦闘を、三船敏郎さん、石原裕次郎さんら昭和の大スターが出演して映画が製作され、1968年公開となっています。

今でこそ多くの観光客が大勢詰めかける人気スポットですが、その場所はもともと秘境中の秘境だったそうで、なぜそんな大変な場所に巨大なダムがつくられたのか、、、?と言うことを「ブラタモリ」で解き明かしていきました。

「奇跡の地形」が「奇跡の黒部ダム」を産んだ、、、タモリさんは黒部ダムに込められた工夫と努力の痕跡を、どう感じ取ったのでしょうか?

「3,000メートル級の2つの山」の間にあった「深い谷」こそが、このダムを作るのには無くてはならない存在、まさしく「奇跡の地形」だったのです!

力が入り過ぎない、タモリさんのおしゃべりも楽しいですよね。(^-^)

 

トロリーバスってどんな電車?

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そのスタートは、長野県の大町市から「トロリーバス」に乗って黒部ダムを目指して行きました。

トロリーバスの特徴は?

出典:黒部ダム公式サイト

 

トロリーバスは、法的分類としては鉄道になります。

モノレール・ケーブルカー・リニアモーターカーなどと共に特殊鉄道の仲間です。

一昔前までは「トロバス」の愛称で親しまれ、都市部を中心に運行されていました。

都市部での日本初の開業は、昭和3(1928)年の新花屋敷トロリーバス。昭和47年に廃業した横浜市のトロリーバスが最後となりました。

「トロバス」の最大の特徴は、ガソリンではなく電気を動力として走ります。

架線があれば、普通の車のようにタイヤで走れるので、線路を敷く必要がありません。

関電トンネルには急こう配もありますが、こう配に強いというのも特徴の一つです。

 

日本で唯一のトロリーバス?

出典:黒部ダム公式サイト

 

立山黒部アルペンルートは、長野県と富山県を結んでいます。

黒部ダムへ行くには、長野県側からは後立山連峰の中の関電トンネルを通る『関電トンネルトロリーバス』と、富山県側の立山連峰を通る『立山トンネルトロリーバス』の2路線しかなく、そこでしか運行されていない日本で唯一の存在です。

タモリさんご一行は、大町市から黒部ダムを目指したので、『関電トンネルトロリーバス』に乗ったんですね。

黒部ダムは関西電力によって建設されたダムですから、その名称が『関電トンネル』の『トロリーバス』なのです。

ちなみに、『立山トンネルトロリーバス』の運輸機関は『立山黒部貫光』です。

しかしこの『関電トンネルトロリーバス』、2017年8月28日に関西電力が「2019年4月から運行を廃止し、電気バスに変更する。」と発表しました。残念ですね。

現在関電トンネルで運行しているトロリーバスは15台ですが、運行中の車両更新後の電気料やメンテナンス費用を考慮して、電気バスの導入に踏み切ることにしたんだそうです。これも時代の流れと言うことでしょうか、、、。

よって今までこの2路線が運行されていた立山黒部アルペンルートだけが、日本で唯一のルートだったのですが、関電トンネルでの運行が終了すると、立山黒部貫光が運行する『立山トンネル』だけが、走行区間としては本当にたった一つとなってしまいます。

そして平成29年度の黒部ダムの営業は、11月30日(木)までです。それ以外は休業期間となります。

ですので、長野県側からの『関電トンネルトロリーバス』に乗ってみたい方は、あとわずかの期間ですから早めにお確かめくださいね。📞💻

お問い合わせ先:

電話・・関電アメニックス くろよん総合予約センター 📞0261-22-0804

黒部ダムオフィシャルサイト・・www.kurobe-dam.com

 

『関電トンネルトロリーバス』について教えて

扇沢駅から黒部ダム駅まで、全長6.1Kmを結びます。

・所要時間・・・16分 ⌚

・運行間隔・・・30分

・定員・・・・・72名 🚌

・料金・・・・・大人1,540円(往復2,570円) 子供770円(往復1,290円) 👛

 

 

その扇沢駅の名物駅員さんがとっても面白い方なんです!

ナニコレ珍百景に登録されたそうですよ。是非映像をご覧くださいね!😊

 

まとめ

今回は、NHK総合の「ブラタモリ」、2017年10月7日(土)午後7時30分~8時15分の放送で、富山県の黒部ダムへ行かれた様子がオンエアされましたので、そこを走る「トロリーバス」と言う名の「電車」についてご紹介しました。

長野県側からの『関電トンネルトロリーバス』は2019年4月から運行を廃止しますし、平成29年度の黒部ダムの営業は、11月30日(木)までです。それ以外は休業期間となります。

長野県側の『関電トンネルトロリーバス』に乗ってみたい方は、あとわずかの期間ですからお早めにお確かめくださいませ。

それでは今回もありがとうございました。

また次回、このブログでお待ちしておりますね。💝

 

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