10月14日(土)は鉄道の日でしたから、全国各地でイベントが開催されましたね。🚅🚋
私は長野総合車両センターの公開「JR長野 鉄道フェスタ」に行って来ましたよ。
前回の記事ではその「子供編」をお伝えしましたので、今回は2017年長野総合車両センター公開「JR長野 鉄道フェスタ」の「大人編」の様子をご紹介しましょう。👓📷
※2017年10月19日に公開した記事ですが、
リライト記事に必要な文言等を追記、
その他の部分も修正して2018年10月17日に再度公開しました。
目次
長野総合車両センター公開「JR長野 鉄道フェスタ」はこんなイベント
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2017年10月14日(土)の長野市は朝小雨が降っていましたが、日中は過ごしやすかったです。
JR東日本長野総合車両センターで「JR長野 鉄道フェスタ」というイベントがありました。10時~15時までの一般公開でした。大勢の鉄道ファン・ご家族の方がいらっしゃって、とてもにぎわっていましたよ。🚋
(上の画像は入場記念に頂いたミニプレートです。)
2017長野総合車両センター公開「JR長野 鉄道フェスタ」は盛りだくさん!
それでは、いろんなコーナーをご紹介していきましょう。今回は「大人編」です。
鉄道車両部品の販売
毎年私も最前列で入場できるように早く行くんですが、そのもっと前にいらして専用スペースで並んでいるのが、鉄道部品販売を目指してきた方達です。
買い物の順番は抽選で決めるんだそうですよ。抽選会場と販売場所は別で、とてもにぎわっていましたから毎年人気なんですね。1.2.3…
長野総合車両センターはJR在来線で初めて、車両基地と車両工場を一体化させた場所なんですって。
車両工場に鋳物職場があり、鋳物ブレーキシューやブレーキパッドなどを製造しています。鋳物職場が現存するのは、長野工場とJR北海道苗穂工場だけです。
また長野工場は、首都圏で使用された電車の廃車に伴う解体作業も実施している工場です。
車両工場があるから、鉄道車両部品を販売できるってことなんでしょうかね。このブログで各地の車両基地まつりのご紹介をしていますが、車両部品販売をするところの方が少なく思います。
長野総合車両センターのイベントは、収集している方にとってはお宝が見つかるイベントかもしれませんね!💎
「彩」(いろどり)・「ゆう」車内開放
左が485系ジョイフルトレイン「彩(いろどり)」、右がリゾートエクスプレス「ゆう」です。
「彩」(いろどり)
正面の顔が、マンガの「ドラゴンボール」に出て来る悪役「フリーザ」に似ている事から、鉄道ファンから「フリーザ電車」と呼ばれていた「彩(いろどり)」。
JR東日本長野支社保有で、10年間活躍してきましたが、2017年9月30日をもって引退となりました。先日ラストランを終えたばかりですから、ここで会えたことは感慨深いです。
私達はその車内で、幸運にもゆっくりお昼を食べることができました。🍱
来年のこのイベントではもう会えないのでしょうか?去年も「彩」に乗れたのに、これが最後なら寂しいです。💧
1両ごとに色が違ってて、それも優しい色味で、きれいな電車だなぁ、、、。と思っていましたが、それぞれにイメージカラーやモチーフがあったようです。
その名にふさわしい、美しい編成だったんですね。✨
10年間本当にお疲れさまでした。ゆっくり休んでくださいね。
「ゆう」
その隣には、水戸からお借りしたというリゾートエクスプレス「ゆう」があって、車内見学ができました。ジョイフルトレイン(JRグループが保有する団体専用列車や臨時列車のこと)の一種です。
「彩」と「ゆう」が並んでいる、、、。これもまさにファンにとっては、お宝の共演となることでしょう。
運転シミュレーション体験
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開場時最前列に並んでいると、合図と同時に走って奥を目指す人たちが毎年います。
こちらは子連れですからぶつからないように、まずは風船を貰いにのんびり進むんですけど、いったいどこに向かっているのかと不思議に思っていました。🎈
今年その場所が判明しました。係の方に教えて頂きましたが「運転シミュレーション体験」が大人気なんですって!
午前と午後1回ずつあり、整理券を配るほどの人気だそう。🚊
実際に列車乗務員が訓練を行うシミュレーターを使えるんですね、だからみんな体験したくて走っていくんですね。この経験こそがお宝!
大人だけかと思ったら、子どもも体験OKだそう。来年私も挑戦しようかな?まずはお兄さんたちに負けないように走れなきゃね。🏃
コンプ・パンタの検査公開
電車っていったい、どんな機械からできているんでしょうか?コンプレッサーやパンタグラフが公開されていました。
ここでパンタグラフの試験作業を行っているんですね。
電車部品や検査機器はもちろんですが、それらを検査・修繕する職員の方たちの「腕」があってこそ。この場所では、それが一番の「お宝」かもしれませんね。
車両用ブレーキ部品鋳造作業の公開
きっとここが車両工場では我が国に2か所しかない、鋳物職場のうちのひとつなんですね。まさに日本の鉄道会の「お宝」と言えるでしょう。
電気溶解炉で溶かした金属を砂の型に流し込み、電車のブレーキ部品を作るんですね。見どころは注湯ですって!
なかなか見られませんよね。ものすごく熱いんでしょうね。🌋
長野スキルアップセンター公開
2011年をもって定期運用を終了した、京葉線(東京駅-千葉県蘇我駅)の205系が、静かにそこにいました。
こちらのスキルアップセンターで、第二の人生を過ごしているんでしょうか。
中に入ると、車内前面の壁が取り払われていて、運転席の様子がよく見えるようになっていました。
こちらは貫通ホロの展示です。車両から隣の車両へ移動するときに、安全に移動できるよう設置されている蛇腹状の覆いです。
この他にも、電車のドアやパンタグラフなど様々なものが展示されていました。
しなの鉄道車両展示・訓練車展示
真ん中の赤い列車は、「しなの鉄道」から借りた電車S23編成です。
左は訓練車のN15編成です。JRの職員さんはじめ、しなの鉄道の方も、この訓練車で運転の訓練をするんだそうですよ。
ここから、センター内の線路を走っていくと、訓練用の駅も設けてあるんですって。関係者以外知らない駅なのね!
職員さんに教えて頂きました。この情報、お宝になりますよね?
まとめ
2017年10月14日(土)、長野市西和田にあるJR東日本長野総合車両センターでの「JR長野 鉄道フェスタ」、「大人編」をおおくりしましたが、いかがでしたでしょうか?
私は熱心な鉄道ファンの方ほど詳しくはありませんが、今回の「大人編」の中にも、「観光」「製造」「検査」「訓練」、、、など分野がたくさんあって、鉄道って奥が深いなあ、、、と再認識させられました。
運転士さんや車掌さんだけでなく、縁の下の力持ち、陰で支えて下さる方達がいらっしゃるからこそ、日本の鉄道は今日も正確に動いているんですね。⌚
通勤も通学も、この方々のお陰、まさしく日本の宝です。感謝して乗りたいと思いました。
2015年~2018年の長野鉄道フェスタの様子をまとめました。これを見れば様々なコーナーがわかります。
それでは、最後までお読み頂きありがとうございました。
また次回、こちらのブログでお待ちしていますね。🎃
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